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日本藻類学会第44回大会のご案内-鹿児島・2020-

日本藻類学会第 44 回大会の中止について(2020年2月26日掲載)

 日本藻類学会第44回大会(会場:鹿児島大学共通教育棟1号館)を以下の要領で開催します。3月下旬の鹿児島は,桜が満開を迎えると共にツツジも咲き始め,海ではヒジキ,川ではチスジノリやオキチモズクが繁茂しています。南国鹿児島で一足早い春の訪れを感じていただければと思います。多くの方々のご参加をお待ちしております。

日本藻類学会第44回大会実行委員会
実行委員長 寺田竜太

更新情報

◯ 2020年2月26日更新: 日本藻類学会第44回大会中止決定の掲載
◯ 2020年2月17日更新: 日本藻類学会第44回大会の実施に関する方針案の掲載
◯ 2020年2月12日更新: 大会プログラムの掲載
◯ 2020年2月11日更新: シンポジウム情報の更新
◯ 2019年12月28日更新: エクスカーション情報の追加
◯ 2019年12月16日更新: シンポジウム情報の更新
◯ 2019年12月6日更新: 大会案内の掲載、ワークショップ情報の更新

1. 日程

2020年3月26日(木):編集委員会,評議員会,ワークショップ

2020年3月27日(金):口頭・ポスター発表,総会,懇親会

2020年3月28日(土):口頭・ポスター発表,公開シンポジウム

   (17時終了予定)

2. 会場(図1-2)

大 会:鹿児島大学共通教育棟1号館(鹿児島市郡元(こおりもと)1丁目21-30,郡元キャンパス東門近く)

懇親会:鹿児島大学学習交流プラザ(同上)

(鹿児島大学web siteのキャンパスマップもご参照ください。)

  https://www.kagoshima-u.ac.jp/about/campusmap.html


図1.郡元キャンパス


図2.会場までの交通

3. 参加費

2020年1月20日(月)までのお振り込み:
 大会参加費 5,000円(学生3,000円)
 懇親会費 5,000円(学生3,000円)
2020年1月20日(月)以降のお振り込み:
 大会参加費 6,000円(学生4,000円)
 懇親会費 6,000円(学生4,000円)

4. 参加および発表申込

( 1 )参加申込(電子メールでお送り下さい)
大会参加者は発表の有無または共同発表者の有無にかかわらず,参加申込票に必要事項を記入してお申し込み下さい。参加申込票は日本藻類学会ホームページ(http://sourui.org/)のリンク先からダウンロードできます。電子メールの添付書類として送信して下さい(宛先:jsp2020kagoshima@gmail.com)。
           l          
( 2 )研究発表(一般発表)の申込方法
演者(日本藻類学会員に限ります)は,下記12の要領で発表要旨原稿を電子メールの添付書類でお送り下さい。発表1件ごとに口頭/ポスターの希望を書いていただきますが,プログラムの都合上ご希望に添えない場合があることをあらかじめご了承下さい。口頭発表は1人1件とします。
( 3 )参加費(大会参加費・懇親会費)の支払い方法
参加費は下記の「ゆうちょ銀行口座」にお振り込み下さい。
【振込先※】遠藤 光(エンドウ ヒカル)
【記号番号】01720-3-171559
※近年,団体名での口座開設が困難になっているため,個人名義の口座となりました。どうぞご了承ください。
他金融機関からの入金の場合は以下の情報が必要です。
【店名】一七九(イチナナキュウ)【店番】179
【預金種目】当座 【口座番号】0171559
【口座名義】遠藤 光(エンドウ ヒカル)
*振込に係る手数料は,振込方法や振込元の金融機関によって異なることにご注意ください。
  
( 4 )締め切り
参加申込票の送付・振込:2020年1月20日(月)
発表要旨原稿送付:2020年1月27日(月)〔必着〕

5.編集委員会および評議員会

 編集委員会:2020年3月26日(木) 15:00 – 16:30
 評議員会:  同  日  16:30 – 18:00
 会場:鹿児島大学大学院連合農学研究科棟 会議室
(鹿児島市郡元1丁目21-24,郡元キャンパス,鹿大正門近く)

6.一般発表

口頭発表は2会場で実施する予定です。プログラムの都合上,口頭での発表数は70講演以内となりますので,あらかじめご了承ください。

7.公開シンポジウム

日本藻類学会第44回大会の公開シンポジウムを3月28日(土)午後2時〜5時(予定)に鹿児島大学共通教育棟1号館で開催します。

公開シンポジウム
藻類研究:多様なアプローチ,見えてきたこと,これから求められること
日 時:3月28日(土)14:00~17:00
会 場:共通教育棟1号館1階111号講義室(C会場)
進 行:寺田 竜太(鹿大)
講演者:野崎 久義(東大),真山 茂樹(東京学芸大),堀口 健雄(北大),奥田 一雄(高知大),川井 浩史(神戸大)
企画趣旨:藻類は,30億年以上に及ぶ長くて複雑な進化や環境への適応を経て,現在に至る多様化をとげてきた。また,藻類自体が種多様性に富んだ生き物であると共に,藻類をよりよく理解するためのアプローチも多様である。特に,前世紀末や今世紀に入ってからの研究手法の劇的な技術革新によって,我々の想像をはるかに超える多様な世界が見えるようになってきた。本シンポジウムでは,藻類研究に関する多様なアプローチについて,各分野を切り開いてきた第一人者の研究を通して,「見えてきたこと」や「これから求められること」について論じることを目的としたい。
 14:00  趣旨説明
 14:05  湖沼調査から新たなるブレークスルーを目指して
   野崎 久義(東大・理学系・生物科学)
 14:35  珪藻殻の多様性を理解する
   真山 茂樹(東京学芸大・生物)
 15:05  渦鞭毛藻研究〜多様性・進化・細胞内共生〜
   堀口 健雄(北大・院・理)
 15:35〜15:45  休憩
 15:45  海産多核緑藻の細胞分裂と体つくり
   奥田 一雄(高知大)
 16:15  コンブ類の初期進化と系統分類
   川井 浩史(神戸大・内海域)
 16:45  総合討論

8藻類学ワークショップおよびエクスカーション

藻類学ワークショップ:Rを用いた藻類データの解析セミナー

概要:近年,Rを用いた統計解析や図表作成が藻類研究でも広く浸透してきましたが,まだ扱ったことのない方も多くおられます。本ワークショップでは,Rを用いた藻類データの効果的な解析法や図表作成法について学びます。Rのインストール,データ読み書き,検定等を行う「初級コース」と,データ処理,作図,モデル診断を行う「中級コース」に分けて実施します。

講師:Gregory N. Nishihara(中級コース),遠藤光(初級コース)
日時:2020年3月26日13時30分~18時00分
場所:鹿児島大学水産学部(鹿児島市下荒田4丁目50-20,下荒田キャンパス)
水産学部5号館1階学生実験室1-1,1-2
日程:13:00 ~ 受付(食事を済ませて来て下さい)
13:30 ~ 講義と実習

初級コースのメニュー
・RおよびR Studioのインストールとデータ読み書き
・2~3グループ間の検定(t検定・ANOVA・多重比較)
・2要因の複合作用の解析(2-way ANOVA・GLM)

中級コースのメニュー
・データ処理(tidyverseを活用)
・投稿用の作図(ggplotを活用)
・非線形モデル・モデル診断
18:00 終了・解散

申込み方法:以下のメールアドレスまで事前にお申し込みください。この際,初級・中級コースのいずれを希望するかお知らせください(最大各5名)。
お申込み先:h-endo@fish.kagoshima-u.ac.jp (遠藤光)
定員:初級・中級コース各5名

エクスカーション:いおワールドかごしま水族館バックヤードツアー

いおワールドかごしま水族館(公益財団法人鹿児島市水族館公社)は,九州中南部で最大規模の水族館です。黒潮大水槽におけるジンベイザメの展示やピラルクーの展示が有名ですが,ガラモ場やアマモ場水槽の展示も高い評価を受けています。今回は,一般見学では中に入れないバックヤードの見学を行い,海藻・海草類の展示における工夫や配慮を学びます。見学時間内には,「ジンベイザメの食事の時間」や「いるかの時間」などの館内イベントにも参加します。現地集合,現地解散です。

日 時:2020年3月29日(日)午前9時30分〜12時00分(終了後も引き続き見学可能)
場 所:いおワールドかごしま水族館(鹿児島県鹿児島市本港新町3-1)
備 考:入館料が必要です(大人1,500円)

9:30~ 黒潮大水槽のバックヤードご案内
10:15~ 「ジンベエザメの食事の時間」(黒潮大水槽給餌解説)
10:30~ 「いるかの時間」(イルカの聴覚について紹介するショープログラム)
11:00~ 海藻海草に関する水槽紹介(バックヤードご見学を含む)
11:30~ 解散,以降は自由にご観覧

申込み方法:以下のメールアドレスまで事前にお申し込みください。(2月末日〆切,先着順,10名程度)。

お申込み先:h-endo@fish.kagoshima-u.ac.jp (遠藤光)

9.レクリエーション

藻類学会会員の親睦を深めるため,テニス大会を以下のように企画しています。参加希望者はご連絡下さい。
日時 : 2020年3月26日(木)13:00 – 16:00
場所 : 鹿児島大学教育学部テニスコート(郡元キャンパス)
連絡先 : 山下洋(水産研究教育機構西海区水産研究所亜熱帯研究センター)
E-mail:hyamashita@fra.affrc.go.jp

10. 問い合わせ先

〒890-0065鹿児島市郡元1丁目21-24
鹿児島大学大学院連合農学研究科,日本藻類学会第44回大会実行委員長・寺田竜太
E-mail:terada@fish.kagoshima-u.ac.jp
TEL:099-285-8781

〒890-0065鹿児島市下荒田4丁目50-20
鹿児島大学水産学部,日本藻類学会第44回大会実行委員会庶務幹事・遠藤 光
E-mail:h-endo@fish.kagoshima-u.ac.jp
TEL:099-286-4131

(お問い合わせ・参加申込は基本的に電子メールでお願いします。)

11. 宿泊・会場までの交通・受付・昼食

( 1 )宿泊
  • 鹿児島市内のホテルの多くは,鹿児島中央駅周辺と天文館地区に立地しています。大会実行委員会よりホテル等の斡旋は行いませんので,各自でお調べいただき,手配をお願いいたします。航空券と宿泊のパック等で購入すると割安です。
( 2 )会場までの交通(図2参照)
  • 鉄道:「鹿児島中央駅」の桜島口(東口)を出て市電2系統「郡元」行きに乗り,「唐湊(とそ)」電停で降車下さい。郡元キャンパス西門から構内を徒歩約10分で共通教育棟に到着します。バスを利用の方は,「鹿児島中央駅」から鹿児島市営バス9,11,18,20番線または鹿児島交通19番線に乗り,「鹿大正門」または「法文学部前」で降車下さい。どちらも徒歩約1分で郡元キャンパス東門に到着します。会場は東門の近くです。「鹿児島駅」または天文館方面からお越しの方は,市電2系統の他に,1系統「谷山」行きに乗り,「騎射場」電停で降車することも可能です。「騎射場」電停からは,市街地を西に徒歩約5分で郡元キャンパス東門に到着します。
  • 空路:「鹿児島空港」から鹿児島市内行きシャトルバスに乗車し「鹿児島中央駅」で降車下さい。以下は「鹿児島中央駅」からの経路と同じです。帰路に会場から空港に行かれる場合は,飛行機の出発時刻の2時間前までに会場を出発することをお勧めします。
  • 乗用車でのご来場はご遠慮ください。
( 3 )受付
  • 3月27日(金)午前8時30分から共通教育棟1号館にて受付を開始します(予定)。
( 4 )昼食
  • 郡元キャンパス内の鹿大生協中央食堂(土曜日も開店),学習交流プラザフードコーナー(土曜日閉店),喫茶ガロア(土曜日閉店)などが利用可能です。また,稲盛記念館が共通教育棟1号館の隣に11月頃開館しますが,そちらでもレストラン,フードコーナーが新規開店の予定です。また,郡元キャンパス周辺には飲食店が多数ありますので,そちらもご利用下さい。

12.発表要旨原稿の作成要領と原稿送付方法

原稿形式 :  MS-WORD形式の電子ファイルを電子メールに添付してお送り下さい。
記載順序 :  発表者名,演題,本文,所属の順に書いて下さい。所属は( )でくくり,最下段末尾に書いて下さい。
共著と所属の表示 :  共著の場合は演者名の前に○をつけ,所属が異なるときは,各著者名の後ろに上付き数字を付し,所属ごとに区別して下さい。
フォント :  全角文字(2バイト文字)は明朝体(12ポイント),英字(1バイト文字)はTimes(12ポイント)を使用して下さい。機種依存文字(丸数字など)は使用しないで下さい。
句読点 :  和文原稿の場合,全角の「,」「。」を使用して下さい。
学名表示 :  下線付き表示ではなく,斜字体(イタリック)で表示して下さい。
ご注意 :  著者校正はありませんので,十分確認した上で投稿をお願いいたします。また,原稿の文字数は,講演題目・発表者氏名・所属・本文を含めて最大700文字(全角)です。これを超えた場合,要旨集に掲載できませんのでご注意下さい。
送付先・方法 :   下記の送付先に,下記のメール件名・ファイル名で,電子メールにファイル添付してお送り下さい(締切1月27日)。
原稿送付先 : jsp2020kagoshima@gmail.com
メール件名 : 第44回藻類学会発表原稿(発表の筆頭著者名,複数ある場合は1,2…)
例:第44回藻類学会発表原稿(遠藤吉三郎2)
ファイル名 : 発表要旨(発表第一著者の氏名,複数ある場合は1,2…)
例:発表要旨(遠藤吉三郎2)

13.発表形式

(1)口頭発表
時間:機器切り替えの時間を含め,1人15分(目安:発表12分,質疑応答2分)です。
機器:発表者のパソコンにつないだ液晶プロジェクター(スクリーン1枚)で発表していただきます。各自でパソコンをご用意下さい(ご自身のパソコンを用意できない方は,あらかじめ準備委員会にご相談ください)。
  • 使用する液晶プロジェクターは切替器のミニDsub15ピン外部出力コネクターを介してパソコンに接続されます。多くのパソコンはこのコネクターで接続できますが,アップル社製パソコン,あるいはDVIやHDMI接続端子しか持たないパソコンを使用する場合は各自で接続アダプター,変換アダプター等をご用意下さい。また,パソコンのバッテリーだけでは液晶プロジェクターに出力できない場合がありますので,パソコンに電源がとれるよう,電源アダプターをご用意ください。
  • 万一に備え,発表用ファイルをコピーしたUSBメモリをお持ち下さい。発表用ファイルに静止画,動画,グラフ等のデータをリンクさせている場合は,それらのデータもUSBメモリに保存して下さい。
  • 次の演者は、発表者席で切替器の空いているラインにパソコンを接続して待機し,プレゼンソフトを立ち上げて下さい。前の発表が終わり次第,次の発表者はご自身で切替器のスイッチを切り替えていただきます。パソコンのミラーリングの操作はスイッチの切替後に行って下さい。
  • 会場内に試写室を設けますので,事前の動作確認にご利用ください。
(2)ポスター発表
  • サイズ:ポスター用紙の大きさは,A0サイズ(縦長)に収まるようにしてください。
  • 貼付用具:ピンまたはテープを大会実行委員会で準備します。
  • 必要記載事項:ポスターの上部に発表番号,表題,氏名(所属)を記入して下さい。
  • 構成:目的,実験(観察)方法,結果,考察,結論について,それぞれ簡潔にまとめた文章をつけて下さい。
  • 写真・図表:それぞれに簡単な説明文を添付して下さい。
  • フォント・図表サイズ:少し離れた場所からでも判読できるようご配慮ください。
  • 掲示時間:3月27日(金)午前8時半から掲示できます。12時頃までに所定の場所に掲示し,28日(土)15時頃までに撤収して下さい。
(3)日本藻類学会学生発表賞について
  • 日本藻類学会学生発表賞実施要領に基づき,大会における学生会員の優れた研究発表に対して本賞を授与することにより,学会活動に対する参加意欲を高めることを目的として実施します。
  • 学生会員(国内・外国)を発表者とする大会での研究発表を対象とし,大型藻分野および微細藻分野のそれぞれについて,口頭発表とポスター発表を個別に表彰します。分野および発表方法を問わず,過去の受賞者の応募および受賞を妨げません。
  • 応募の方は,日本藻類学会第44回大会参加申込票の日本藻類学会学生発表賞応募欄に記入して応募下さい。口頭発表・ポスター発表合わせて1人1件まで応募を認めます。

14.高校生ポスター発表

高校生に藻類学諸分野の専門家や学生との交流の機会をもってもらい,関心を深めてもらうことを目的としています。なお,高校生ポスターの発表者・引率者は,会場で行われている学会講演を自由に見学できます。

高校生ポスター発表は,3月27日(金)の,通常のポスター発表と同時刻に,同じ会場で行います。ポスター作成方法は上記の発表形式を参照してください。発表者(複数可)および発表者付き添いの教員1名は,大会参加費が免除されます。高校生ポスター発表はメールにてお申し込みを受け付けます。メールタイトルを「藻類学会高校生発表申込み」とし,以下の情報をメールにて1月27日(月)までに大会実行委員会にお送りください。

学校名,代表者の氏名(付き添いの教員も可),連絡先住所,電話番号,E-mail(携帯不可),発表者(1名でもグループでも構いません)全員の氏名,発表タイトル

詳細についてのお問い合わせは,下記アドレスまでご連絡いただけますようお願いいたします。

日本藻類学会第44回大会実行委員会庶務幹事 遠藤光:h-endo@fish.kagoshima-u.ac.jp

15.その他

日本藻類学会第44回大会関連の情報は,随時,本ページに掲載します 。


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